会員は議員の選挙権・被選挙権を有します。
あなたの意見を世論に反映
全国各地に商工会議所(平成28年4月現在515ヶ所)は、企業規模を超え、業種を超えた約125万(平成29年3月現在)の会員を擁しており、すべての会員は各地商工会議所を通して日本商工会議所へつながっています。 一人一人の意見は小さくとも、この図のような経路であなたの意見は商工会議所の意見となり、さらに、日本商工会議所の意見とすることもできるのです。 あなたの意見が国会や行政庁等を動かすのです。
商工会議所の最高意思決定機関は議員総会です。
議員総会は、1号、2号および3号議員で組織されます。
議員の任期は3年以内で、定款で定められています。
- 1号議員
- 1号議員は、商工会議所の会員と会員以外の特定商工業者が会員のうちから選ぶ議員です。
- 2号議員
- 2号議員は、部会で部会員のうちから選ぶ議員です。
- 3号議員
- 3号議員は、会頭の指名、その他その商工会議所の定款の定める方法によって選ぶ議員です。
会員は部会に所属し、意見を述べ、情報や知識を吸収できます。
商工会議所の会員と特定商工業者
- ■会員
- 商工会議所の運営を支え、事業活動の推進力となるのは会員です。
会員は、自分の営む事業の発展のために、部会に出席して意見を述べたり、情報、資料および刊行物の提供を受けることができるなど、商工会議所の行う事業を通して直接いろいろな利益を得られます。
なお、商工業者でなくとも、地域の復興や福祉の増進のために商工会議所の会員になることができる途が開かれています。
- ■特定商工業者
- 商工会議所は、地区内の商工業者で、会員、非会員にかかわらず、商工会議所法に定める事業規模を有する人々を「特定商工業者」として事業の種類や売上等の情報を登録して法定台帳を作成し、地区内の商工業の状況を把握するとともに、商取引の拡大に役立てています。
これらの人々は、商工会議所1号議員の選挙権を有し、広い意味で商工会議所の意思決定の一部を担っています。
部会・委員会
商工会議所には,会員が営んでいる主要な事業の種類(商業・工業・運輸・金融など)ごとに、それぞれの事業の適切な改善発達を図るために部会を置いています。会員は、いずれかの部会を所属します。
部会は、あなたの出席を期待しています。あなたが直接商工会議所に対して意見を述べ、また情報や知識を吸収できる絶好の機会です。
また、部会の決議は、常議員会の承認を得て、商工会議所の意見となります。
部会とは別に、商工会議所の運営上で重要な事項、あるいは経済問題や制度上の問題を調査研究するため、定款の定めるところによって委員会を置くことができるようになっています。
委員会の委員は、会頭の委嘱により会員、議員、学識経験者で構成されるのが普通です。その他、青年部、女性会等の活動も盛んに行っています。